英語に関して子どもたちが抱えている問題は、塾や英会話教室、学校など、どこでもみんな同じもの。その問題を解決したい、という思いから、SVO Englishを始めました。その問題とは:
- 音は44、文字は26文字
- ABCは文字の名前で音ではないのに、ABCを覚えることにたくさん時間をかける
- 音を習っても多くの場合、長期にわたるので、結局全ての音をきちんとマスターできない
- 英語の読み書きを習うにはシンセティックフォニックスが最も効果的な学習法
- 学校を含む英語教育施設でこの方法を採用しているところはごく少数。だから英語を習っていても読むのに苦労することが多い
- 44の音には、約200以上のつづりのルールがある。だから、読むのも書くのもむずかしい。結果、カタカナに頼ってしまい、発音も聞き取りも上達しない
- 習ったことを読めないと、どう復習したらよいでしょうか
- 単語は意味のほかに、文の中で役割がある(8つの品詞)
- 日本語とは違い、英語の文は語順が正確でないといけない
- これらを習わないと、文法が理解できず、文も分析できず、結局文を丸覚えすることになる。単語が読めないのに、文を丸覚えする大変さは計り知れない
- たいていのカリキュラムは、コミュニカティブアプローチという質問と答えのやりとりが中心
- 実は、日常会話は質問と答えのやりとりよりも、話を伝えるという形の方が圧倒的に多い
- そのいい教科書となるのが本。ただ学校で英語の本を読むことはほとんどない
- 普段英語を使う機会がない人は、読書が安くて手軽にできる一番のインプット
- 読書からのインプットがどれほど重要で効果的なのか。四天王寺大学短期大学部のBeniko Mason教授の研究は、学生に6ヶ月毎日英語の本を読ませただけで、TOEICのスコアが220点あがった、と証明している
また、英会話学校に勤務していたときは、英語を教えることが仕事なのに、教育よりもセールスを優先させなければならないことに、違和感を抱いていました。だから、教育を一番に考える教室を作りたいと思ったのです。
約8年前、大手英会話学校の英語講師として来日しました。以来、英会話教室の他、小中学校のALTとしての経験もあります。
日本へ来る前は園芸マネージャーや、マウンテンバイクショップの店長、また子どもの頃は子役として映画にも出演したこともある珍しい経歴の持ち主です。
大の読書家で自然が大好きです。そして、子どもたちが英語を読めるということは読めないよりも将来大きな強みとなり、様々なチャンスを手に入れることができると信じています。
神戸市出身。関西外国語大学短期大学部卒。
幼い頃から文字に興味があり、英語の文字を見ては読めるようになりたいと、ずっと思っていました。
カナダで留学、勤務した経験や、日本では大手英会話学校で英会話講師としての経験も約8年あります。
英語を読めることで世界が広がり、英語を通して得られる様々な素晴らしい体験を子どもたちにも知ってほしいと思っています。